キャンプで使える、釣りでも使える、防災にも◎。…なのに、見た目が地味。それがイイ。
ST-310は初めて買ったシングルバーナーだけど、正直これで十分だったなと感じてます。

釣りの合間にちょっと湯を沸かしたり、簡単な調理をしたり。
派手さはないけど、使いやすくて頼れる道具です。
この記事では、実際に釣りやキャンプで使ってみた感想を中心に、ST-310の良いところ・注意点・アシストセットの便利さについてまとめました。




SOTO STー310を選んだ理由


正直、シングルバーナーを選ぶときはかなり迷いました。



ネットで調べると選択肢が多すぎて、初心者には違いがよく分からない…。
そんな中で、SOTOのST-310はレビューの数が多く、長く売れている定番モデルという安心感がありました。
価格もちょうど1万円以下で手が届きやすかったし、何より「CB缶(カセットボンベ)が使える」という点が自分には大きなポイントでした。
釣りやキャンプで気軽に湯を沸かしたり、ちょっとした調理をする程度なら十分だと思えたんです。
コンパクトに収納できて、パーツもシンプル。買った当初は「とりあえずこれでいいか」くらいの気持ちでしたが、今ではこれで正解だったなと思っています。
5年使って分かった「安心して使える」道具
ST-310は使い始めてから5年ほど経ちますが、今でも現役で活躍してくれているシングルバーナーです。
メインの使用シーンはキャンプですが、ちょっと一息つきたい釣りの合間でも使うときがあります。
朝食前にコーヒーを淹れるとき、昼にラーメンを作るとき、夜に炒め物をするようなガッツリした料理まで、幅広く活躍しています。
設置も操作もとにかく簡単
ST-310の一番の魅力は、なんといっても「扱いやすさ」。
脚を広げて、ガス缶をセットするだけ。着火もシンプルで、初心者でも戸惑うことはありません。
バーナー系にありがちな“慣れ”や“コツ”がいらないのは、地味ですが大きなメリットです。
コンパクトなのにタフ“壊れない信頼感”
収納性も高く、付属のケースに入れて持ち運べばかさばることもなし。
見た目のとおり金属製のパーツがしっかりしていて、実際にこれまで故障やトラブルはゼロ。落としても壊れず、使うたびに「頼れるな」と感じます。
燃料コスパがいいのも大きな魅力
CB缶(カセットガス)が使えるのもありがたいポイント。
純正ガスを使うこともありますが、市販の安いガス缶でも問題なく使えます。
補充が楽で、燃料代も抑えられるのは長期的に見てかなり助かっています。
アシストセットは「つけて正解」
僕が使っているアシストセットは「点火レバー・すべり止めゴム・収納ケース」の3点。
どれも“あってよかった”と思えるアイテムで、とくに点火レバーは操作の快適さが段違いです。
総評「派手じゃないけど、信頼できる一台」
ST-310は、シンプルで扱いやすく、長く使えるギア。
キャンプや釣りなど、アウトドアで「確実に火を起こしたい」シーンでいつも安心感をくれる存在です。
アシストセットのありがたみ
ST-310本体だけでも使用に支障はありませんが、アシストセットを取り付けてからは操作性が一段と向上したように感じました。
当初は「なくても困らないだろう」と思っていたものの、今ではすっかり使用が前提になっています。
どのパーツも主張しすぎず、それでいて確かな働きをしてくれるのが嬉しいところです。
点火アシストレバーで操作性が大幅アップ


ST-310本体だけでも使えないことはないが、アシストセットはあった方が断然快適。
中でも点火アシストレバーはかなり実用的で、標準の小さなスイッチよりも操作性がぐっと良くなりました。
すべり止めゴムで安定感アップ


すべり止めゴムも効果をしっかり実感できたパーツのひとつです。
滑りやすいテーブル上でもしっかり安定してくれるので、調理中にグラつく不安がありません。
安心してクッカーやケトルを乗せられるのは地味にありがたいですね。
収納ケースは見た目も機能も◎




収納ケースも地味ながら優秀。すべてをひとまとめにして収納できるのはもちろん、見た目もかわいらしくて気に入っています。
片付けのときに「あれどこだっけ?」と探すこともなくなり、結果的に忘れ物や準備ミスも減りました。
ST-310を快適に使うならぜひセットで!
アシストセットは“絶対に必要”というほどではないが、少しでも快適に使いたいならつけておいて損はないです。
特にST-310を長く使うつもりなら、最初から揃えておくと満足度がグッと上がります。
使って感じたデメリット|注意点
使いやすさに満足している一方で、実際に使ってみて気になった点もいくつかあります。
細かい部分ではありますが、使用シーンによっては注意が必要だと感じたポイントをまとめました。
風にあまり強くない
屋外で使うとき、風の影響で火が流れてしまうことがあります。
軽い風でも炎が安定しにくくなるため、風防があると安心です。
五徳がやや狭く、大きな鍋は不安定


五徳のサイズがやや小さいため、大きめのフライパンや鍋を乗せるとバランスを崩しやすくなります。



サイズや重心に注意が必要です。
別売りの五徳バーナースタンドがあれば安定感アップ




別売りのバーナースタンドを使用すれば、安定感は増し大きな鍋も安心して使えます。スタンドは様々なメーカーから手頃な価格で販売されているため、自分のスタイルに合ったものを選びやすいのも魅力です。
標準の点火スイッチはやや押しづらい
ノーマル状態の点火スイッチは小さく、角度によってはやや押しにくさを感じました。
点火アシストレバーを取り付けることでこの点は解消されています。
キャンプだけじゃなくて防災でも兼用できる理由【3つ紹介】


アウトドア用として人気のST-310ですが、防災目的でも十分に活用できると感じています。
非常時に役立つポイントがいくつかあり、実際に備えとして持っておく価値は高いアイテムです。
ここでは、防災との相性が良いと感じた理由を3つに分けてご紹介します。
CB缶が使える手軽さと入手性
ST-310はカセットボンベ(CB缶)対応のため、燃料の入手が容易で、災害時にもすぐに使用できるのが強みです。
家庭に常備されているガス缶がそのまま使える点は、防災用品として非常に大きな安心材料になります。
コンパクトで保管・持ち出しも簡単
本体が小さく、専用ケースにまとめて収納しておけば、防災バッグや車にもそのまま入れられます。
普段から慣れている道具を非常時にも使えるという意味で、兼用のしやすさを感じています。
点火装置付きでライター不要
ST-310は点火装置が内蔵されているため、ライターやマッチが手元になくても着火が可能です。
電気や火種に頼らず、ワンタッチで火が使えるというのは、防災時においても非常に心強い機能といえます。
まとめ|SOTO STー310はこんな人におすすめ


ST-310は、初めてシングルバーナーを購入する方や、道具選びで失敗したくない方に特におすすめ。
扱いやすく、携行性や燃料の入手しやすさにも優れているため、キャンプ初心者はもちろん、防災用として備えておきたい方にも適しています。
定番モデルだけあって安心感もあり、迷っている方はひとつ持っておいて損はないアイテムです。

