- ロングワームって正直釣れるの?
- 大きすぎて正直使う気になれない・・
- 使い方やおすすめの時期を教えて!
ロングワームって長すぎて正直手を出しづらいですよね。見た目も大きいので「こんなので釣れるのか?」って思う人が大半です。
そもそもロングワームを持っている人ってどの位いるのかな
ロングワームはデカバスをおびき寄せる一撃の必殺ルアーです。
当記事ではロングワームの魅力や使い方などを紹介します。
この記事を見れば、おすすめの時期や使い方が分かるので参考にして下さい。
ロングワームについて
ストレートワームの長いバージョンがロングワームです。
ロングワームの定義は特にありませんが──、
一般的に8〜10インチになるものをロングワームと呼びます。
ドバミミズやシーボルトミミズなどの大きいミミズをイミテーションしたルアーです
シーボルトミミズ Pheretima sieboldi (Horst) は、日本産の大型ミミズで、日本最大のミミズの一つと言われる。濃紺色のミミズである。
出典:wikipedia
ロングワームの魅力を3つ紹介
ロングワームの魅力は以下のとおりです。
- ナチュラルだけどアピールできる
- ベイトタックルで使用できる
- デカバスが釣れる
ナチュラルだけどアピールできる
ロングワームは長いボディを活かして艶かしく自然な動きが出せます。
水の中で放置してても水流で自発的にクネクネ動くのでスレている魚に効果的です。
シルエットが大きいので従来のサイズには出せない存在感があります。ナチュラルな動きと高いアピール力を兼ね備えたルアーです。
ベイトタックルで使用できる
ロングワームは大きいので比重があります。
- OSP:ドライブクローラー 9インチ 14.8g
- ゲーリーヤマモト:カットテール 10インチ 16.4g
- デプス:キンクー 13インチ 29g
ワーム自体が重いのでベイトタックルでも操作可能です。
強いタックルセッティングであれば、激しいカバーでも臆することなく攻められるので釣果に繋がります。
ベイトタックル主軸の方にも扱いやすいです
デカバスが釣れる
ロングワームはボリュームがあるので小バス(20cm程度)はバイトしてきません。
捕食してくるバスは大きい個体が多いので、とにかくデカバスを狙いたい人にはおすすめです。
ルアーのビッグシルエットから想像つかない艶かしいアクションがスレたバスを誘き寄せます。
使っている人が少ないのも魅力の1つ。人的プレッシャーがあるフィールドで使ってみると面白い反応が得られるかも
おすすめの時期は初夏〜秋頃
ロングワームがおすすめの時期は初夏〜秋頃です。理由は以下のとおり2つあります。
- 中層〜表層に魚が浮いてくる
- ベイトのサイズが大きくなってくる
中層〜表層に魚が浮いてくる
水温が本格的に上昇するとバスはシャローに餌を求め入ってきます。
また5月〜6月は梅雨の時期で低気圧になり魚が浮いてきやすいです。
ロングワームはゆっくりフォールして誘い出すことができます。浮いているバス(表層を意識しているバス)には特に効果的です。
ベイトのサイズが大きくなってくる
春から秋に季節が進行するとベイトのサイズが徐々に大きくなっていきます。
また秋になるとバスの活性が高く捕食スイッチが入りやすいです。理由は秋になると涼しくなり、夏に上がった水温が魚にとって適切な水温まで下がるからです。
食いっ気がある魚が増えるので大きいサイズのルアーにバイトしてくる確率が高くなります。
インレットがあったらチャンス
雨が多い梅雨の時期はミミズの最盛期です。土の中にいるミミズは雨が降ると苦しくなって外に出てくる習性があります。
降雨によって発生したインレットがあれば高ポイント。インレットからミミズが流されてくるのをバスが待ち構えているからです。
インレットによる濁りでルアーが騙しやすくなるので積極的に攻めてみよう
リグはネコリグかノーシンカーワッキーがおすすめ
ここではおすすめのリグを2つ紹介します。
ノーシンカーワッキー
ロングワームの艶かしいアクションを最大限に引き出せるのがノーシンカーワッキーです。
フォールスピードは遅くクネクネと自発的にアクションします。
魚が付いてそうな縦ストなどにキャストしてゆっくり誘いましょう。
見えバスを狙うサイトフィッシングにも効果的です。
ネコリグ
水深があるエリアでは重いシンカーを入れたネコリグの方が効率よく探ることができます。
ブレイクやボトムまでルアーを落としてアクションさせよう
逆にシンカーを軽くすればルアーが浮きやすくなるので表層から中層を探りやすいです。
中層をただ巻きすればワームのボディがバイブレーションみたいに小刻みに震えるアクションが可能に。
広範囲のエリアでも効率よくサーチできます。
シンカーの重さを変えれば幅広いレンジを探れるので応用力があるリグです
ロングワームを使うときのポイントは2つ
ロングワームを使うときのポイントを2つ紹介します。
- しっかり食わせてからフッキングする
- 身切れ防止対策をする
しっかり食わせてからフッキングする
ロングワームのフッキングは慣れるまで難しいです。全長が長いルアーなので魚がしっかり飲み込むまで時間がかかり、フッキングが早いとすっぽ抜けてしまいます。
ラインのテンションをフリーにします。テンションがかかっていると魚が違和感に気づき吐き出してしまうからです。
魚がルアーを飲み込むまで待ちます。待つ長さは状況で変わるので、経験して慣れるしかないです。
魚がルアーを完全に咥えたと感じたら、ラインのたるみを巻きとってからフッキングします。
フッキングのタイミングは自身で経験して慣れるしかないです
身切れ防止をする
ロングワームをマスバリで使う場合は身切れに注意しましょう。
マスバリセッティングだと1点に集中して力が加わるので、比重があるロングワームはすぐ身切れします。
対策としてはネコリグ用のワームチューブを付ければ問題は解決。ワームチューブは熱収縮でもOリングのタイプでも大丈夫です。
釣具屋ならどこにでも売っているので、ロングワームを使う前に装着しよう
おすすめのロングワームを3つ紹介
おすすめのロングワームを以下のとおり3つ紹介します。
- ゲーリーヤマモト カットテール10インチ
- OSP ドライブクローラー 9インチ
- デプス キンクー 13インチ
ゲーリーヤマモト カットテール
バサーで知らない人はいない有名なゲーリーヤマモトのカットテール。
比重がありベイトタックルでも操作性がよく、ゲーリー特有のマテリアルが艶かしいアクションを演出します。
ロングワームではないけど、梅雨で増水するこれからの時期にはファットイカもおすすめ
OSP ドライブクローラー
OSPのドライブクローラーも操作性が高く手に入りやすいので人気が高いルアーです。
4インチ、5インチが定番サイズですが時期やタイミング次第では9インチが爆発的に効くケースがあります。
デプス キンクー
デカバスハンターから定評があるデプス。ロングワームのボリューム・比重は他社と比べて大きく迫力があります。
13インチは2022年4月で販売終了となりましたが、2023年に「キンクー・エア」となって発売されますね。
デカバスを釣るための隠し玉
ロングワームは使いづらそうで、大きさゆえに「本当に釣れるの?」って思う方は多いです。
しかし、以下のことを意識すれば釣れるチャンスはグッと高くなります。
- おすすめの時期は初夏〜秋
- インレットは最高のポイント
- バイトがあってもすぐに合わせない
これから梅雨のシーズンに入りロングワームを使うには絶好の時期です。ぜひ今回の記事を参考にしデカバスをゲットしましょう。