【春のバス釣り】ビッグフィッシュが釣りやすい!?春の特徴とおすすめルアー

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春は妄想と希望が膨らむ

新学期、人事異動、就職・・・春は人生の節目となる大きなイベントがある季節。それは魚の世界でも同じでアングラーがソワソワする時期でもあります。なぜなら春は──

ブラックバスのビッグイベント「産卵=スポーニング」の時期。1年の中でデカバスが釣りやすいからです。

まさにボーナスタイム

というわけで、今回は春の釣りについて色々と紹介していきます。

当記事では、わかりやすく整理できるように春を3月・4月とします

この記事で分かること

春の特徴とは

デカバスを釣りやすい

春はバスにとって産卵の時期。抱卵したプリップリのメスがシャローに浮いてくるので、おかっぱりでもデカバスを狙いやすいです。また産卵前に体力をつけるので、食欲が旺盛になりルアーのバイトチャンスが増えます。

良い日と悪い日の差が激しい

「三寒四温」や「春一番」といった春特有の現象があり、フィールドのコンディションがガラっと変わる場合があります。

三寒四温?春一番?

三寒四温(さんかんしおん)とは冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象。

出典:wikipedia

春一番(はるいちばん)は、北日本(北海道東北)と沖縄を除く地域で春先に吹く南寄り(東南東から西南西)の強風[1]。春一番が吹いた日は気温が上昇し、その後は寒さが戻ることが多い[2]

出典:wikipedia

温かい日が続けばいいんですが──、寒い日が続いてしまうと水温が低下して冬パターン逆戻りってことも。釣行日が限られているサンデーアングラーは運を天に任せるしかないですね。

また強風が吹きやすい時期のため、フィールドが荒れる場合があります。ただ風は魚にとってプラスに働く要素があるので、状況次第では爆釣パターンになるかもしれません。

タイミングが合えば天国。外せば寂寥感が溢れる釣行になるケースも

王道はワカサギパターン

バスを釣るうえで重要なヒントになるのが「ベイトの存在」。ここでは3種類のベイトを紹介しますが、釣行するフィールドによって違いがあるので参考程度でお願いします。

ちなみに関東を代表するフィールドの霞ヶ浦・北浦だと──

キーとなるベイトフィッシュ
  • ワカサギ
  • シラウオ
  • ボラ

まず王道なのがワカサギ。ワカサギが生息している湖やリザーバーは全国的に多く、バスを釣るうえで無視できないベイトの1つです。

釣果実績が高いワカサギパターンは鉄板

また霞ヶ浦・北浦ではシラウオやボラも重要なベイトフッシュです。とくにシラウオパターンはワカサギと同じくらいハマるときがあるので試す価値があります。

房総リザーバーだとアカガエルも重要なベイト

シャロー(浅瀬)がアツイ

春はバスがシャローに浮いてくるので、おかっぱりバサーにとっては狙いやすくチャンス。条件次第ではデカバスがシャローで連チャンする──、かもしれないのでワクワクが止まらないホットな時期です。

バスがシャローに浮いてくる理由としては──

  1. バスが捕食するベイトがシャローに集まる
  2. バスが産卵期に入るため

バスが捕食するベイトがシャローに集まる

プランクトンの存在

3月になり徐々に気温が上昇していくと、湖が温められプランクトンがシャローに増加。ワカサギはプランクトンを主食にしているので、餌を食べにシャローに差してきます。

産卵時期に入る

春はワカサギの産卵期になるので、産卵するためにディープにいたワカサギがシャローに移動します。

風の吹くタイミング

とくにシラウオは遊泳能力がないので風が吹くと押し流されて接岸してしまいます。ポイント選びは風表をキーにするといい釣果が出るかもしれません。

バスが産卵期に入るため

産卵の条件

4月半ばになり本格的に水温が暖かくなると、バスはディープからシャローへ移動して産卵の準備をします。

  • 水温が16℃〜20℃前後(推定)
  • 産卵床は水深1〜2m。場所は以下の通り
    • 砂〜砂礫(されき=砂と小石)
    • 水通しがいい
    • カバー(岩など)の近く

参考資料「外来種3種の生態のまとめ-国土交通省」(2023.2.26回覧)

この時期おすすめのルアーについて

スピナーベイト

3月に入ったらまず投げまくるのがスピナーベイト。シャローでフラフラしているフィーディングのバスを釣りたいからです。3月上旬だとまだ水温が上がりきらず強すぎるかもしれませんが──釣れればデカいので一発逆転を妄想し巻きまくりましょう。

4月になると3月よりも釣りやすくなります。理由は水温が上がって産卵に絡むバスがシャローにどんどん入ってくるからです。また春はいい風が吹くことが多いので、風と相性の良いスピナーベイトがハマりやすくおすすめです。

風が吹く日に使うことが多いので、スピナーベイトは少し重さがあったほうが使いやすい。個人的には3/8〜1/2オンスが◎

クランクベイト

シャローに差す直前のバスを狙うのに有効なのがクランクベイト。バスは個体差があるので産卵する魚・準備段階の魚と様々です。

準備段階のバスはシャローよりもちょっと深い場所(水深1.5m程度)で待機していて、産卵のタイミングを見計らってシャロー(低気温ではディープ)に移動してきます。

フィールドや個体差で待機する水深が変わるので、1〜2m位の水深を狙えるクランクベイトが数種類あると◎

ワカサギ系のルアー

全国的に多くのフィールドで使えるワカサギパターン。バスのキャッチ率を上げるのにマストなパターンで、春以外の時期にも活躍します。

ミノー

ワカサギパターンの定番ルアーですね。ルアーサイズはフィールドに生息しているワカサギのサイズに合わせればいいと思います。濁りに弱いので、フィールドの状況を見て使い分けましょう。

アラバマリグ

個人的に最近ハマっているルアー。存在感が強いルアーなので、強風で荒れた状況下で威力を発揮しそうです。僕自身まだアラバマリグで釣った経験がないので、今年は色々と試して見てデカバスを釣りたいです。

ジグヘッド✖️ワカサギ系のソフトルアー

ハードルアーの反応が鈍いときに試したいライトリグ。王道なのがジグヘッド+ソフトルアー(ワカサギ系)の組み合わせです。僕は強い釣りが好きなので、あまり積極的にやらないんですが──、釣果報告などを見ると結構釣れてますよね

スイミングやミドストで誘ってみよう

シラウオ系のルアー

ジグヘッド✖️シラウオ系のソフトルアー

霞ヶ浦・北浦ではワカサギパターンと同じくらい実績があるシラウオパターン。春に霞ヶ浦・北浦に行くと、大半の人がリグってますね。

とくにジャッカルから販売されているルアー「シザーコーム」は人気が高く、釣具屋に行っても完売で手に入りづらいときがあります。

ボラ系のルアー

ボラに似せるルアーが必然とビッグベイトになるので、デカバスを狙うならボラパターンが面白いかも。僕はビッグベイトが好きなのでよくやる釣りです。

デカバス釣りたいし

狙うポイントはアシ回り、水門付近、護岸沿いをスローに誘うのがおすすめ。

巻いてダメならペースダウン

何らかの影響(気温・水温の低下、人的プレッシャーなど)でバスの反応が悪かったり、そもそもフィールド全体に生命感がないときは──、釣り方を変える必要があるかもしれません。

スローに誘えるおすすめルアー
  • テキサスリグ
  • ネコリグ

やる気がないバスはボトムでじっとしているケースがあるので、カバーを絡めてゆっくりボトムを探れるルアーが効く場合があります。

もしものためにバックアップは準備しとこう

春の特徴を掴んでデカバスを釣り上げよう

冒頭にも書きましたが、春は状況変化が激しく釣れるとき・釣れないときの差がはっきりしています。春らしい釣りを展開しつつ、気温低下など条件が悪いときにバックアップで対応できればバスのキャッチ率が上がるかもしれません。

ぜひ、このタイミングを逃さず自己ベストを更新できるようなデカバスを釣り上げましょう。

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この記事で分かること