とにかくでかい魚を釣る
ビッグベイトは僕が好きなルアーの1つ。理由はシンプルで「でかい魚が釣れるから」と「使っていて楽しいから」です。デカくて厳ついルアーが多いので、なかなか手を出しづらいと思いますが──、1歩踏み出せばビッグベイトでしか味わえない唯一無二の世界を体験することができます。
今回はビッグベイト初心者を対象に、魅力や使い方のポイントなどを紹介します。
- ビッグベイトの基本的な知識を知りたい
- ビッグベイトで釣るポイントを知りたい
だっち
1985年生まれ|釣り歴10年
ルアーフィッシングが大好きなアラフォーアングラー。
このブログでは、釣り道具のレビューや釣行したフィールドレポート、ほか釣りに関してまとめた情報を配信しています。
ビッグベイトってどんなルアー??
その名の通りでかいルアーのことです。そもそもビッグベイトに定義はないので、ビッグベイトだと感じるサイズは人それぞれ異なります。今回は分かりやすくするためにビッグベイトの定義を以下の通りにしました。
- サイズ:およそ15cm〜20cm
- 重さ:1.5oz(42g)〜3oz(84g)
ビッグベイトのイメージが1番浸透されているジョイクロをベースに、僕の独断と偏見を加えて定義しました。
自重は1.5oz(42g)〜3oz(84g)ほどあるので、普通のルアーと比べてかなり重いです。ビッグベイトはハードルアーとソフトルアーの2種類あります。
ビッグベイトはジョイントタイプのものがほとんど。ジョイントルアーについては下記を参考にしてください
今回は主にハードルアーについて紹介します
ビッグベイトを使用するメリット
ここでは僕がビッグベイトを使って特に感じたメリットを3つ紹介します。
- でかい魚が釣れる
- 集魚力が高い
- 使っていて楽しい
でかい魚が釣れる
でかい魚はサバイバルな環境を生き抜いた分、学習能力や警戒心が高いです。その為、良くみるルアーはすぐに見切られてしまいます。でもビッグベイトって普通のルアーと比べて少し特徴的で──、
見た目はでかくてインパクトがあるのに、動きはスローで繊細というギャップがあります。このギャップに賢い魚も意表をつかれ、思わず反応してしまうかもしれません。
釣り場にいるでかい魚を釣りたい人には最高のルアー
集魚力が高い
ビッグベイトはサイズが大きく水押しが強いので、カバーの奥に隠れている魚や、遠方にいる魚にもルアーを気付かせることが出来ます。フィーディングでやる気のある魚だと、向こうからルアーに寄ってくるため魚の居場所を効率的に探ることができます。
ルアーの存在を魚に気付かせることが大事
使っていて最高に楽しい
- ルアーを操作している感覚
- チェイス時の駆け引き
- 状況に合わせたルアーのチューニング
- 迫力あるバイトシーン
僕にとって釣りはあくまで趣味なので、楽しくできることが1番のメリットです。
迫力あるバイトシーンが見れたり、釣れる魚もでかい。まさに中毒性があるルアー
ビッグベイトの弱点
ここではビッグベイトの弱点を3つ紹介します。
- 警戒心を魚に与えやすい
- 数釣りには向かない
- 強いタックルが必要
警戒心を魚に与えやすい
ちょっとした操作ミスで魚に警戒心を与えやすいです。例えばキャスティングをミスって着水音ボチャーンとか。下手に操作してルアーを不自然に動かしてしまうとか。
数釣りには向いていない
小さい魚はルアーの大きさに圧倒されてあんまり食ってこないです。なので、とにかく1匹でも多く釣りたい人には向かないです。
過去にビッグベイト縛りで釣りをしてた時期があったんですが、釣果はめちゃ悪かったですね。1発でかいの狙いで割り切った方がいいかもです。
このギャンブル性もビッグベイトの魅力の一つ
強いタックルが必要
ルアーが重いのでロッドはそれなりに強いもの(MH〜)じゃないと辛いです。また、細いラインだとラインブレイクのリスクが高いので、切れにくい太いライン(20lb〜)が巻けるリールが必要になります。
ルアーの単価も4,000〜5,000円と通常のルアーに比べて高めなので、全部揃えるとお金がかかってしまいますね。
でかい魚を獲るための初期投資
ビッグベイトを使う時のコツ
- ルアーを信じる
- 水質が綺麗なところで使う
- 繊細にアプローチ
- 水面直下で勝負
ルアーを信じる
いきなり精神論ですが──、
とにかくルアーを信じて使う時間を多くする。シンプルですがこれが1番大事です。
やり続けることによって色々と気付くことがあるので、自分で考えて試して失敗して、また考えて──の繰り返しが1番上達する近道だと思います。
「絶対ビッグベイトで釣る」という断固たる意志を持つべし
水質は綺麗なところで使う
ビッグベイトの武器である視認性の高さが活きるので、濁っているより綺麗な水質の方がいいです。水質が良いと遠方にいる魚もルアーに気付き易くなるので、釣れるチャンスが増えます。
ただ濁ってても釣れない訳じゃないです。現にマッディウォーターで有名な霞ヶ浦・北浦でも釣果はあるので。激濁りだと流石に厳しいと思いますが、いろいろな状況で試してみるのが良いと思います。
繊細にアプローチ
先でも述ましたが、ビッグベイトは魚に警戒心を与えやすいルアーです。警戒心を与えないようにルアーの動かし方やキャスティングには注意が必要です。
キャストは着水音ができるだけ大きくならないようにします。低い弾道でキャストしてサミングで調整するんですか、慣れるまで難しいです。大場所のオープンエリアとかだったら、あまり気にしなくても良いかもしれませんが。
操作(リールを巻く・ロッドアクション)は丁寧にルアーがナチュラルに動くように意識します。またルアーは動かし続けるより、「止める」を加えた方が釣果が良いです。動かす→「止める」→動かす・・みたいな。ビッグベイトの釣りって結構地味で繊細なんですよね。
水面直下で勝負
僕はルアーをあまり潜らせません。(ジョイント系ルアーの場合)
ルアーが目視できる範囲(水面から大体10cm〜20cmくらい)で操作します。なぜなら深く潜らせちゃうと──、
- ルアーがどういう風に動いているか見れない
- チェイスしてきたかが分からない
まー根がかりが怖くて、あんま潜らせたくないって理由もあるんですけど。ロストしたら気分最悪ですし(体験談
深場にいる魚もやる気があれば浮上してくるので、わざわざ潜らせる必要性はあまり感じないですね。
まとめ
ビッグベイトについて色々と書いてみました。他のルアーと比較して釣りにくさはありますが、釣れた時の感動は計り知れません。
体中が歓喜に溢れ手が足が、そして心が震えるあの感覚は、本当にルアーフィッシングをしていて良かったなと痛感します。
ぜひ感動的な記憶に残る1匹をゲットしてください。