【浸水したルアーの直し方】道具があれば簡単に修理できる?

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  • ルアーの動き方がおかしい
  • ルアーの中に水が入っている
  • 浸水したルアーはもう使えない?

お気に入りのルアーや高価なルアーが浸水してしまうと結構ショックですよね。

浸水したルアーは現役を退くしかないっと思われがちですが──

少しの時間と道具があれば浸水したルアーを修理してまた使うことができます。

今回は浸水したルアーの修理方法を紹介します。最後まで読んでいただけると幸いです。

作業を行う時は自己責任でお願いします。万が一、不具合が生じても当サイトは一切責任は負いません。

だっち

1985年生まれ|釣り歴10年

子供の頃バス釣りに夢中になり、一時離れるが大人になって再燃したアラフォーアングラー。

釣り道具のレビューや釣行したフィールドレポート、ほか釣りに関してまとめた情報を配信しています。

この記事で分かること

ルアーが浸水した原因について

当たり前ですがルアーのボディに穴やヒビがあると浸水します。穴が開く原因は以下の2つです。

  • 外部からの衝撃
  • 経年劣化

大量生産されている大半のルアーがポリカーかABS素材です。衝撃吸収に優れていますが、激しくぶつけたりすると破損してしまいます。

浸水しやすい箇所について

ルアーの浸水しやすい箇所は以下のとおりです。

  • フックアイ
  • ラインアイ
  • リップ周り
  • 貼り合わせの箇所

必要な道具は以下の通りです。

  • ドライヤー
  • ピンバイス
  • 接着剤

どれも安価で手に入りやすいですよ

浸水したときの修理方法

それでは浸水したルアーをどのように修理するか3つのステップで紹介します。

STEP
浸水箇所を探す
STEP
水を抜くための穴を開ける
STEP
水を抜いて浸水箇所と開けた穴を接着剤で塞ぐ

作業自体は難しくないですが、ルアーのボディに穴を開けるときだけ怪我をしないように注意しましょう。

①浸水箇所を探す

浸水箇所が小さいと目視で確認できません。そこでおすすめなのがドライヤーを使う方法です。

ドライヤーで熱を与えるとルアーの内圧が上昇して水が外に出てきます。

ルアー背面の繋ぎ合わせから水が出てきました。よく確認するとクラックがあり、ここから浸水したと思われます。

ルアーの材質であるポリカー・ABS素材は熱に弱いです。ドライヤーを当てすぎると変形する場合があるので注意してください。

②水を抜くための穴を開ける

2mmのドリルを使用。

中の水を抜くためルアーに穴を開けます。

ルアーに穴を開ける箇所は2ヶ所です。1箇所だと空気の入りが悪いので水が効率よく抜けません。

ティッシュをこよりにして穴に入れると早く水を抜くことができます。

③水を抜いて浸水箇所と開けた穴を接着剤で塞ぐ

水が抜け切ったら浸水箇所と開けた穴を接着剤で塞ぎます。

アロンアルファみたいな瞬間接着剤でも可能ですが──、液体より少し粘度がある接着剤の方が穴を塞ぎやすくおすすめです。

以前ロッドをリビルドしたときに、余った接着剤があるので同じものを使用しました

接着剤を塗布したら完全に乾燥するまで待ちましょう。乾燥したらフックを取り付けて作業終了です。

ルアーは消耗品だけど大事に長く使いたい

今回はルアーが浸水したときの直し方を紹介しました。流れは以下のとおりです。

  • 浸水箇所を探す
  • 水を抜く穴を2ヶ所開ける
  • 水を抜いて浸水箇所と開けた穴を接着剤で塞ぐ

ルアーは消耗品。不具合や故障があれば、すぐ新しいのを購入するのも全然ありですが──

ピカピカのルアーよりフックサークルが付いたボロボロルアーの方が愛着が湧くし安心します。

簡単に直せるんであれば自分で直して長く大切に使っていきたいですね

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この記事で分かること