【これさえあれば大丈夫!】リールのメンテナンスに必要なツールを紹介

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  • リールのオーバーホールに興味がある
  • メンテナンスしたいけど何を買えばいいの?
  • リールのメンテナンスに必要な道具を教えて!

安全にリールのメンテナンスをするには知識だけでなく最低限のツールが必要です。

とはいえ──、メンテナンスツールも多種多様。はじめてだと何から買えばいいのか分からないですよね。

当記事ではメンテナンス初心者や、オーバーホールを始めたい方を対象に必要なツールを紹介します。

だっち

1985年生まれ|釣り歴10年

子供の頃バス釣りに夢中になり、一時離れるが大人になって再燃したアラフォーアングラー。

釣り道具のレビューや釣行したフィールドレポート、ほか釣りに関してまとめた情報を配信しています。


この記事で分かること

これさえあれば大丈夫!メンテナンスに必要なツールを紹介

  • 必須】ケミカル類
    • オイル
    • グリス
    • パーツクリーナー
  • 【必須】工具類
    • ドライバー
    • レンチ
  • あったら便利なツール
    • ピンセット
    • 筆・歯ブラシ
    • 綿棒
    • ウエス
    • トレー
  • ベアリングの清掃に便利なツール
    • ベアリングリムーバー
    • スプールベアリングリムーバー
    • ベアリングチェックツール
  • 場合によっては必要なツール
    • ノギス
    • 金属ヤスリ
    • リールの展開図

【必須】まずはケミカル類を揃えよう

ボアードNEMEA、ボアードDELTA、SLPWORKS104 他

ケミカル類はリールのメンテナンスに必要不可欠です。特にオイル・グリスはギアやベアリングがスムーズに駆動するように定期的に塗布しなければなりません。

【オイル・グリス】迷ったら純正品

ダイワSLP WORKS “SLPWメンテナンスグリス104”

オイルやグリスは色々なメーカーから製造されており種類が豊富です。同じオイル・グリスでも粘度や成分、使用感など違いがありますが──

とりあえず迷ったら純正品を使用しとけば間違いないです。

ちなみに僕はダイワのリール全般には「ダイワSLP WORKSメンテナンスグリス104」と「ダイワ純正リールオイル」をメインに使用します。

ダイワSLP WORKSグリス

価格も手頃で手に入りやすいので初心者にもおすすめ。グリスは粘度が低めなので、リールの巻き心地は軽やかになります。僕はライト〜ミディアムバーサタイル用のリールに使用することが多いです。

ドラグにはドラグ専用のグリスを使用してください。専用以外のグリスを使用するとドラグが正常に機能しなくなる場合があります。

【パーツクリーナー】頑固な汚れに

リール内部など汚れがひどい時はパーツクリーナーが役立ちます。

パーツクリーナーはホームセンターなどで簡単に手に入るので準備しときましょう。

【必須】工具を揃えよう

ドライバー・レンチ

【ドライバー】本体を分解するため

リール本体のパーツをバラすのに必要なのがドライバーです。とりあえず以下のサイズがあれば色んなリールに対応できます。

  • プラスドライバー #0 #1
  • マイナスドライバー #1 #3
  • 精密ドライバー

精密ドライバーはEリング(ストッパーみたいな物)を外すときに使用します。専用の工具もあるみたいなので使い易い方で大丈夫です。

100均などの安すぎるドライバーはオススメしません。使いづらいものが多くネジを舐めてしまう恐れがあるからです。

僕はWera(ヴェラ)の工具を使用しています。質もよく価格も手頃なのでオススメ

最近主流?トルクス規格ネジ

最近のリールに使われているトルクス規格ネジ。ビスが六角形になっているのが特徴です。トルクス規格ネジにはトルクスドライバーが必要なので使っているリールを確認しましょう。

【レンチ】ハンドルを外すため

リール本体からハンドルを外すときに使用します。

サイズはM10があれば問題ないかと

レンチも色々なものが販売されていますが、あまり考えず普通に売っているので大丈夫です。

あったら便利なツールを紹介①

ここでは必ず必要ってわけではありませんが、あったら便利なツールを紹介します。

【ピンセット】細かい作業が快適

リールの中にはネジや座金、スプリングなど細かい部品が多くあります。ピンセットを使えば細かい部品を掴みやすく効率よく作業できるので準備しましょう。

HOZANの先曲がりピンセットは先が曲がっているので部品が掴みやすくおすすめです。

【筆・歯ブラシ】グリスの塗布や清掃に

筆はパーツにグリスを塗布するときに使用します。リールは細かいパーツが多いので、あまり大きくない筆の方が使い易いです。

歯ブラシはリール本体やパーツの汚れを落とすときに使用します。汚れがあれば結構ゴシゴシするので、毛が抜けにくい歯ブラシが理想です。

汚れた時に綺麗なものと交換できるように何本か持っていると作業が捗ります。

筆も歯ブラシも100均とかで購入できる安いもので十分です

【綿棒】内部をクリーンアップ

綿棒はリール内部の汚れを落とすときに使用します。成人用とベビー用の2サイズあれば細部〜大枠まで対応できるので便利です。

個人的にJ&J(ジョンソンアンドジョンソン)の綿棒がほつれにくく毛がつきづらいので愛用しています。

【ペーパーウエス】色々と使える

古いグリスを拭き取ったり、机の上に敷いて周辺を汚さないようにします。ティッシュだと繊維?が付くので繊維が付きずらいキッチンペーパーがオススメです。

【追記】最近はキッチンペーパーよりSCOTTライトデューティーがお気に入り。使用感良くていい感じです。

【トレー】パーツの紛失防止

トレーの上で分解作業を行うと以下のメリットがあります。

  • パーツの紛失防止になる
  • 机が汚れない

トレイは100均などに売っている安いもので十分なので用意しときましょう。

ベアリングの清掃に便利なツール

左からBリムーバー、Bチェッカー、Bリフレッシュセット

ここでは「ベアリング」のメンテナンスに関わる工具を紹介します。無くてもいい工具もありますが、あったほうが効率よく作業ができて便利です。

あったら便利な3つの工具
  • ベアリングリムーバー
  • ベアリングチェッカー
  • ベアリングリフレッシュセット

スプールベアリングリムーバー

スプールについているピン(下図参考)を外すための工具。

ピンを外さないとスプールベアリング(下図No28)が取れません。自作で代用できるみたいですが、安全かつ簡単にピンを外すために専門工具を使いましょう。

ベアリングチェックツール

ベアリングの回転具合を確認するツール。内径2mm〜9mmまでのベアリングが対応可能です。

使い方はベアリングチェックツールの先端に、ベアリングをはめて回転させることでノイズやガタ付きを確認します。

ピンセットや木の棒などでも代用できます

ベアリングリフレッシュセット

ベアリングの内部洗浄とグリスアップするときに使用します。

使い方はとても簡単でスピーディーにベアリングの洗浄・グリスアップができるのでおすすめです。

【その他】場合によっては必要?

ノギス
金属ヤスリ

【ノギス・金属ヤスリ】使用頻度は小

ノギスは主にベアリングのサイズを測るために使用します。シマノのリールは分解図にベアリングサイズが表記されているので必要ありません。

金属ヤスリは以前ギアシャフトが変形したときに使いました。ただ、ギアシャフトが変形することって滅多にないので使用頻度はあまりないです。

【展開図】万が一のために

分解したリールを組み上げるときに活躍するのが展開図です。分解に不慣れだと戻し方が分からなくなってしまうケースって結構あるんですよね。

展開図はリールを購入したときに付属されていますし、もし紛失した方はネットで検索すれば簡単に手に入ります。

備えあれば憂いなし

快適にメンテナンスをするためにツールは揃えよう

リールのメンテナンスに必要なツールを紹介しました。

色々と種類はありますが、どれも安価なものばかりで揃え易いです。

初めてメンテナンスをする方は、まず最低限の道具を揃えて作業し易い環境を作りましょう。

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